

現在、精神疾患を患っています。
病気を伏せて就職するのですが、嫌なことがあると逃げ出してしまいすぐ辞めてしまいます。
仕事をする気はあるのですが、このようなことを繰り返してしまっているので、いっそのこと障害者就労をした方が良いのではないかと考え始めました。
ちなみに障害者手帳は貰ってません。
この先どのようにしたら職の定着ができるのか、鑑定をお願い致します。


こんにちは。
鑑定士の柚羽です。
この度はご依頼いただきまして誠に有難うございます。どうぞ宜しくお願い致します。
ご病気であることを隠しながらこれまで良く頑張ってこられましたね。
まず、逃げ出すということは悪いこと、恥ずべきことだと思われがちですが、そんなことはありません。逃げることも立派な勇気だということを知ってください。
その上貴方は病気を患っているのです、普通の人が耐えられることが耐えられなかったりするのは仕方がありません。
逃げて会社を辞めてばかりの自分を責めたり、病気である自分を責めることを今すぐ止めましょう。
貴方が今すべきことは、ここまで頑張ってきたご自身をしっかり褒めて自分で自分を認めてあげることです。
そして、可能であれば障害者手帳を申請しましょう。
障害者手帳に対して色々と思うところや、申請に対して制限などあると思いますが、その方がより貴方の中に眠っている可能性を引き出すことが出来ます。チャンスも増えるはずですよ。今までのように隠すのではなく、勇気をもって病気だということをオープンにしていくのです。もちろん出来る範囲、ゆっくり少しずつで構いませんよ。
病気を欠点だと捉えるのではなく、個性だと捉えましょう。
人間、声が低かったり、肌の色が違ったり、色々な人間がいますよね。それと一緒なのです。貴方は決して人として何かが劣っていたり、欠落しているのではないのです。
障害者就労が可能であれば、障害者就労してみましょう。
何も引け目に感じることはないですし、ためらう必要もありません。
今まで嫌なことがあってすぐ辞めてしまったことを悔やみ気落ちするよりも、その過去を生かして、逆手にとって1ミリでも一歩前に進むのです。
ただ、障害者就労であろうと一般就労であろうと、病気のことを隠すのはなるべく止めましょう。その時は隠し通せても、長い目で見ていつか必ず後悔します。
就職とは、自分を知ってもらうこと。隠すことは雇用主を欺くことになり、信頼を失うことにも繋がりますよ。
以上の鑑定を参考に、ひとつずつ、出来る範囲で結構です。
是非実践してみてください。
最後に大事なことなのでもう一度いいます。ここまで頑張った貴方は立派なのです。
絶対に自分を卑下しないこと。
必ずできるはずですよ。また何かあったらいつでも相談に来てください。
(公開日:2020-10-30)